vte.cx(ブイテックス)はReactなどのJavaScriptフレームワークを利用して
Webサービスを作成することができるバックエンドサービス(BaaS)です。
サーバ構築は一切不要で、開発コストや運用コストを削減できます。
vte.cx(ブイテックス)はReactなどのJavaScriptフレームワークを利用して
Webサービスを作成することができるバックエンドサービス(BaaS)です。
サーバ構築は一切不要で、開発コストや運用コストを削減できます。
Googleは世界中のデータセンターにおいて共通インフラを提供しており、vte.cxはそれらのインフラ群で構築されています。
バックエンドはすべてサービスで提供され、サーバを構築する必要がありません。
⼩規模な利⽤からすぐに始めることができます。
蛇⼝をひねると必要な量の⽔が出てくるように、インターネットのサーバを必要な時に必要な分だけ利⽤することが可能です。料⾦もサービスの数やアクセス量で課⾦する体系になっています。
vte.cxは、HTML、CSS、JavaScriptなどのコーディングでスクラッチ開発と同等のシステムを作れるため、SaaSやパッケージ製品のように制約に悩まされることはありません。
モダンなJavaScript開発で⽋かせないnpmパッケージマネージャとそのエコシステムを採⽤しており、フロントエンドライブラリで今最も⼈気のあるReactなどのライブラリを利⽤できます。
UI/UXに優れたSPA(Single Page Application)を作成できます。
UI/UXに優れたSPA(Single Page Application)を作成できます。
サーバサイドJavaScriptから呼び出せる豊富な機能があります。これらには、データベースへのアクセスの他、画像やバイナリデータの保存とダウンロード、Excelデータの⼊出⼒処理、csvデータの⼊出⼒および集計処理、React によるSSR(サーバサイドレンダリング)と動的なPDF帳票の⽣成、メールの送受信とメールリンク発⾏・認証処理などがあります。
サーバサイドJavaScriptはマルチスレッドで動作しますので処理がブロックされることはありません。
同期処理でシンプルに記述できるため、いわゆる「コールバック地獄」に陥ることはありません。
kubernetesの⽔平オートスケール機能によりリソース(CPU、メモリ)の使⽤率に応じてアプリケーション(Pod)を⾃動的に拡張します。
アプリケーション(Pod)の数がCPU使⽤率等の計測値を⽤いて⾃動的に調整されるため最⾼の効率を発揮します。
Google Datastoreは、シャーディングとレプリケーションを⾃動的に処理し、アプリケーションの負荷に合わせて⾃動的にスケールする、可⽤性と耐久性に優れたNoSQLデータベースです。急激なアクセス増加にも低コストで柔軟に対応することができます。
ACIDトランザクションに対応しておりミッションクリティカルな業務アプリケーションのデータベースとして利⽤できます。
データは⼆重化されて保存されるため基本的にバックアップは不要ですが、必要であればマニュアルによりバックアップを取得することが可能です。詳しくは、ビジネスサポートを参照してください。
アジャイル開発では開発対象を細かく分割し優先順位と⾼い機能から段階的に開発していきます。
作った直後が最⾼の品質ではなく常に最⾼の品質を維持していきます。
vte.cxのローカル開発環境ではファイルの更新を検知するとビルドが実⾏され、ライブリロードで動作確認をすぐに⾏うことができます。
サーバサイドJavaScriptについても、ビルド完了と同時に更新ファイルがサーバに⾃動的にアップロードされるため動作確認をすぐに⾏うことができます。
1アカウントで複数のサービスを作成可能です。つまり、Githubのブランチごとに開発環境を⽴てることができるため、並⾏開発が容易に可能です。
開発⽤であればアカウントやサービスはいくつ作成しても無料です。
アプリケーション(Pod)がクラッシュして固まった場合には障害のあるPodを検知して⾃動的に切り替えます。
何らかの理由でPodが停⽌した場合には不⾜分を補充するために新たなPodを起動して指定されたレプリカ数を保ちます。
アプリケーションの⼊れ替えの際には、システムを停⽌せずにローリングアップデートを実⾏します。サービスの計画停⽌は必要ありません。
Google Cloud Monitoringにより運⽤状況に関するレポートを表⽰できます。(Dedicatedサービスのみ)
リソース不⾜によるパフォーマンスの低下などが判明した際にはリソース追加など適切な改善を⾏います。
Google Stack Driverにより、クラウドで実⾏されるアプリケーションの健全性やパフォーマンス、可⽤性から分析情報を取得し、すばやく問題を検出できます。(Dedicatedサービスのみ)
サービスごとにアプリケーションログを管理しており、アプリケーションの問題判別を迅速に⾏えます。
Google reCaptchaに対応したログイン認証機能を利⽤できます
・これにより、リピート攻撃、総当たり攻撃等に対応でき、安全性を確保します
ログイン認証パスワードのワンタイム化およびハッシュ化により安全性を強化しています
・http通信時においても⽣パスワードが漏れないため安全性を確保できます
ユーザやグループ単位でのアクセス制御(ACL)を設定できます
IP BlacklistによるDDoSなどの不正アクセスを防⽌する機能が利⽤できます
IP Whitelistによるサービス管理者のIPアクセス制限を設定できます
項⽬ごとに暗号化の設定ができます
サブドメイン(xxx.vte.cx)/Sharedサービス | ||
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開発・ステージング環境 | 本番環境(営利目的可) | |
通信プロトコル | http/無料 | https/無料 |
利⽤サービス数、ユーザ数 |
無料 (最⼤50,000アクセス/⽇まで) |
1サービスあたり20,000円/⽉ |
ストレージ | 無料(1サービスあたり100MBまで) | 1サービスあたり5GBまで |
ユーザ独⾃ドメイン/Dedicatedサービス | ||
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通信プロトコル | http/無料、https/TLS証明書費⽤(無料、LetʼsEncryptを利⽤) | |
サービス | サービス数に制限なし | |
Basic構成
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GCP利⽤料(お客様お支払い)+vte.cx使用量(50,000円/月) |
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Custom構成 | 応相談 | |
コンピュートエンジン | クラスターのCPU、メモリ使用量をお客様にてお支払い | |
ストレージ | CloudStorage+DataStore利⽤料お客様にてお⽀払い | |
HTTP LBオプション | HTTP LB利⽤料 | |
Google BigQueryオプション | 利⽤料をお客様にてお⽀払い | |
Google Cloud CDNオプション | Google Cloud CDN利⽤料 |
バーチャルには仮想という意味の他に「本来の、本質的な」という意味があります。私たちバーチャルテクノロジーは、本質的な価値を追求することをミッションにしています。また、エンドユーザの価値にフォーカスし、Webサービスの迅速な市場投⼊を⽀援していきたいと考えています。それが本質的な価値だと思うからです。
本質的な価値を追求していくと、これまでの常識にとらわれない新しい考え⽅が必要であることに気付きます。私たちは既存の仕組みや開発⼿法には満⾜できなかったので、すべてをゼロから考え直し、クラウドのサービスであるBaaS(Backend asa Service)を開発することにしました。つまり、BaaSを利⽤することにより、煩わしいDBの設定やサーバ環境の構築などのバックエンドの作業を⼀切なくそうというわけです。BaaSのアプリケーションは基本的にREST APIを利⽤するSPA(Single Page Application)になるため、PHPやRubyといったアプリケーションサーバは必要ありません。もしサーバサイドで実⾏したい要求があればJavaScriptを使ってビジネスロジックを記述することができます。また、Reactを利⽤してSSR(サーバサイドレンダリング)を実装することができます。
また、vte.cxはスケーラビリティ、可⽤性、セキュリティなどの⾯倒なことをすべて忘れて開発できるような「WebスケールIT」を実現するインフラ環境を提供します。 WebスケールITとはガートナー社の定義で、グーグルやアマゾン、フェイスブックといった⼤⼿のクラウド特有のアーキテクチャによる分散システムであり、⾼度に⾃動化された運⽤管理により、システム規模の拡張にも、負荷を最⼩限に抑えることが可能な特⻑を備えるものです。
WebスケールITのアーキテクチャを採⽤することで、⼩規模のサービス・プロバイダーでも、「⼤規模なクラウド・サービス・プロバイダーと同じ能⼒を提供するグローバル・クラスのコンピューティング」を利⽤することが可能になります。
弊社が開発したvte.cxは、Googleクラウド(Google Kubernetes Engine)を基盤にしています。これは、kubernetesのオートスケール機能によりリソース(CPU、メモリ)の使⽤率に応じてアプリケーションを⾃動的に拡張します。コンポーネントごとにスケーリングできるので最⼤の効率を実現できます。また、スケーラブルなNoSQLであるGoogle Datastoreを採⽤しているのでアプリケーションが⼤量のトラフィックを受信しても⾼いパフォーマンスを維持できます。さらに、大量データを高速に分析できるGoogle BigQueryも利用できます。
つまり、事業の成⻑に応じた拡⼤を柔軟に⾏え、かつコストパフォーマンスに優れたシステムを迅速に構築できるのです。
サーバ構築運⽤にかかる多くの時間と労⼒が削減されることで、開発者はアプリケーション開発に集中でき、イノベーションに集中できるようになります。そして、システム開発の主導権がエンドユーザの⼿に取り戻されることになります。その結果、アプリケーションを作成してリリースするまでの期間が短くなり、いわゆるPDCA(Plan、Do、Check、Act)のサイクルも短くなるため、成功確率があがるというわけです。
私たちはこれを「フロントエンドが主役のシステム開発」と呼んでいます。
「フロントエンドが主役のシステム開発」では、サービスの品質に着⽬し、余分な機能やコストを徹底的に削ぎ落とし、⾃動化し、変化への適応能⼒を⾼めることを重要視します。vte.cx開発環境なら、ソフトウェアの開発サイクルを⼤幅に短縮でき、また、⼈々が実際に使うサービスから得られるフィードバックを素早く反映していきながら、継続的に将来に向けたビジネス拡⼤への取り組みができるようになります。